英語入門
アルファベットを正しく覚える
アルファベットが分からなければ英語は始まりません。どの教科書でも最初の方に大文字・小文字それぞれのアルファベットの正しい書き方が載っています。英語用の4本罫線のノートに教科書通りに何度もアルファベット26文字(大文字と小文字)を書き写して練習して下さい。アルファベットが暗唱できない時は、書き写しながら”エー、ビー、シー、ディー・・・”と唱えながら書き写すと覚えることが出来ます。
ヒント:日本語は横書きするときは文字の下を揃えますが、アルファベットは下から2本目の罫線(ベースライン)を揃え、ベースラインから上に2行、下に1行を使って書きます。正しい文字の書き方を最初にしっかり身につけて下さい。
予習が大切
予習ノートの作り方:左に英文、右に日本語訳
英語は予習が大切です。予習ノートを作りましょう。ノートの見開き左側には教科書の英文を1文1文書き写します。見開き右側には、書き写した英文を自分で日本語訳して書いていきます。知らない単語は自分で調べる習慣を付けることが大切です。
英語の勉強では知らない単語が出てくるのは当たり前です。何年勉強しても知らない単語に出会います。新しい単語は自分で意味を調べて予習することが基本。中学1年から単語は自分で調べてまとめる習慣を付けましょう。
今の中学教科書は親切で巻末に単語がまとめられていますが、中学生用の英和辞書を使って早いうちから辞書の使い方に慣れて下さい。
教科書は本文以外も左ページに英文、右ページに日本語訳を書いて予習しましょう。
単語を覚える
単語ノートの作り方:単語/熟語、意味、そして練習
新出の単語・熟語・重要フレーズはノートに整理して覚えます。中学では教科書本文は多くないので、予習ノートに本文と一緒にまとめても OK です。左に単語、右に日本語。既出単語でも新しい意味が出てきたら同じように整理します。まとめて使うフレーズ (listen to など) は単語と一緒に整理してください。
中学レベルの単語はスペルも覚えて下さい。計算用紙に覚えるまで単語を書いて下さい。書く時に頭の中で読み方(発音)を唱えながら練習すると正しい発音も一緒に覚えることが出来て効果があります。
高校生も教科書レベルの単語は、発音、アクセント、スペルをしっかり覚えて下さい。教科書レベルの単語の発音とアクセントは大学入試問題でも出題されます。基本2000語程度は読んで書けるようにして下さい。それを超える単語は、単語を見て意味が0.1秒で分かるまで、単語→意味、をしっかり練習しましょう。
その他
教科書が基本
現在の中学英語の教科書は、単語力、文法力、読解力、表現力を総合的に習得できるように編集されています。最近は授業で教科書を使わない先生も多いようですが、授業で使わなくとも教科書の内容を一通り自分で学習して下さい。授業の進度に合わせて教科書を学習すれば無理なく英語力を付けることが出来ます。